院長の季節だより104 「春雷・・・春の目覚め!」
2020年4月1日院長の季節だより106 「冬の渡り鳥は北へ帰っていきます!」
2020年4月10日2020年4月4日(土)から、二十四節気は清明(せいめい)の初侯にかわり、七十二候は第十三候「 玄鳥至 (つばめ きたる)」つばめが南の暖かい地方から日本にやって来る頃となりました。
この頃は「万物ここに至りて皆 潔斎(けっさい)にして清明なり」ともいわれ、「生きとし生けるものが、春の陽気により自然浄化され、清らかで明るく生き生きとなり始める」時節です。
「潔斎(けっさい)」とは、ほんらい穢(けが)れを避け、心身を清めることの意味で人がおこなうことですが、ここでは「自然(宇宙)が持つ浄化作用」と私は訳してみました。
本来なら春爛漫と身も心も外に向けて発散する生き生きとした季節ですが、今年は世界中が新型コロナウイルスの影響で大変なことになっています。
日本でも、日を追うごとに不安や恐怖が拡がり、先の見えない状況になってきました。
そんな中、3月19日に長崎大学とキヤノンメディカルシステムズが共同開発した新型コロナウイルスを約10分で検出できる検査システムの臨床研究が開始されたと発表されました。水面下で多くの医療関係者が頑張っておられます。一日も早く医療現場に届くのを期待しております。
私も感染予防をして感染拡大を少しでも防ぐよう知恵を絞っていきたいと思ています。
おそらく長期戦になりそうなもようです。これからも皆様と一緒に助け合いながら、前向きに頑張っていきましょう。