2月5日(水)NHK総合午後7時30分~ 東洋医学 ホントのチカラ 冬のお悩み一挙解決SP
2020年2月5日院長の季節だより94 「各地で梅の便り!」
2020年2月16日鶯色(うぐいすいろ)とは、「灰色がかった緑褐色」だそうですが、「抹茶色に似た柔らかな黄緑」の明るい色味とイメージする方が多いのではないでしょうか。実際の日本ウグイスの色は、「灰緑褐色」の暗めの色で正解です。
何故イメージと違う色がひろまっていったのでしょうか。鶯と目白(メジロ)を混同して、目白(メジロ)の色がいつしか鶯色になったようです。(メジロは、梅の花の蜜を吸いに来る為、日本では日頃見られる風景です。)また、初春の絵として「鶯と梅」多く作品が世にでましたが、その中にもメジロを描い作者も少なくなかったということです。諸説あると思いますが、庶民の間にいつの間にか違った色味が生まれたのかもしれません。
写真は、梅と目白(メジロ) です。文中の写真は、日本の鴬 です。
2020年2月9日(日)から、二十四節気は立春(りっしゅん)の次侯にかわり、七十二候は第二候「黄鶯睍睆(うぐいす なく、また音読みで、こうおう けんかんす)」です。鴬がなきはじめる時節となりました。
「黄鶯(こうけん)」とは、日本古来のウグイスではなく、高麗鶯(こうらいうぐいす)のことです。その名の通り綺麗な黄色をしています。
「睍睆(けんかん)」とは、「眉目良い様とか見目好い様」(顔形が優れてる意。器量がよい意)。ここでは、鳴き声のよいさまの意。
Photo 梅と目白(メジロ) PhotoACより
Photo 日本の鴬 フォトライブラリーより