院長の季節だより78 「朔風をきたかぜ(北風)と呼ぶ理由!」
2019年11月30日院長の季節だより80 「空は雲に閉ざされ、本格的な冬のはじまりです!」
2019年12月8日写真は、黄色く色付きはじめた右近の橘 です。
2019年12月2日(月)から、二十四節気は小雪(しょうせつ)の末侯にかわり、七十二候は第六十候「橘始黄(たちばな はじめてきばむ)」です。橘(たちばな)の実が黄に色付きはじめる時節となりました。
柑橘類の総称として「橘(たちばな)」と呼ぶこともありますが、ここでは、日本に古くから自生していた「ヤマトタチバナ・ニッポンタチバナ」と呼ばれているものを指すようです。
京都御所の紫宸殿前庭には、「近の橘と左近の桜」が対で植えられています。
常緑樹である「橘」は、「桜の持つ一瞬の美」とは対照的に、「永遠性」の象徴とされています。
余談ですが、お雛様のひな壇にも「右近橘・左近桜」があります。
Photo 右近の橘 PhotoACより