院長の季節だより39 「昼間の急激な気温上昇には、要注意!」
2019年5月13日院長の季節だより41 「蚕の種類・・・小石丸(こいしまる)ご存知ですか?!」
2019年5月23日写真は、真竹のタケノコです。
2019年5月16日(木)から、二十四節気は立夏(りっか)の末侯にかわり、七十二候は二十一候の「竹笋(たけのこ)生ず」となります。筍(タケノコ)が地面を持ち上げて顔を出す季節を表しています。しかし、現在ではタケノコの旬といえば、3~4月で時期はとっくに過ぎています。このズレは竹の種類の違いで、現在の食文化として孟宗竹のタケノコを指すのではなく、日本古来から自生していた真竹をさすと考えられます。奈良時代頃から食べられていましたが、えぐみが強く別名で苦竹といわれていまして、現在では商品として流通はしていません。
真竹の皮は、おにぎりやお饅頭を包むものとして昔からありご存知の方も多いと思います。
孟宗竹のタケノコは、えぐみが少なく江戸時代に中国から輸入し食用として栽培が始まり、今ではタケノコといえば孟宗竹となった為に誤解が生じることになったようです。
Photo 真竹のタケノコ PhotoACより