院長の季節だより32 「虹(にじ)はなぜ、虫編??」
2019年4月18日院長の季節だより34 「平成最後の満月( ◠‿◠ ) ・・・2019年4月19日!」
2019年4月20日2019年4月17日は春土用入りです。土用明けは、5月5日です。
四季に土用を入れるのは、古代中国の陰陽五行説からきています。「春夏秋冬」を四季とよび四つに分けますが、各々の「季」の間に「土用」を入れ、季節の変わり目(移行期)を設けています。立春、立夏、立秋、立冬前の18日間(または19日間)をいいます。この4つの土用の合計を1つの「季」とみなして「春夏秋冬+土用」となり五行説に当てはめます。
2019年の土用入りと土用明けをご紹介しますと
冬土用:1月17日~2月3日
春土用:4月17日~5月5日
夏土用:7月20日~8月7日
秋土用:10月21日~11月7日
今は、四季としては「春」ですが、暦(こよみ)としては「春土用」で春から夏への移行期となります。
ここにきて人のからだも春の季節に順応してきた頃だと思いますが、時節の流れは夏の準備に入っています。日差しは夏で気温は春、日中は暑く夜は肌寒くというぐあいに変化の大きい時節で、体調や心調が乱れる頃でもあります。年に4つある土用の時期は昔からさまざまな養生事や禁忌や風習が現在でも残っています。
春土用でのキーワードは、「汗」です。夏に向けて汗腺をしっかり開かせておくことが重要だと考えております。
そのことが、夏期の熱中症予防や夏バテ予防になります。