院長の季節だより23 「蠢く(うごめく)…啓蟄・蟄虫啓戸!!」
2019年3月7日院長の季節だより25 「一本の木に赤と白が混ざり合って咲く源平桃!」
2019年3月12日二日灸(ふつかきゅう・ふつかやいと)というのを聞いたことありますか。旧暦の2月2日と8月2日にお灸をすることをいいます。起源は諸説ありますが、中国の「天灸」という子供の無病息災を願う行事や節句の習わしなどが日本の農耕文化と結びついて、二日灸が生まれたといわれます。
おそらく農作業始める時期と夏間に疲労が溜まった時期この頃にお灸をして、からだをいたわっていたのだと思います。それが養生と繋がり長寿や無病息災のお灸となったのでしょう。
2019年3月8日は、旧暦の2月2日です。さっそく皆様も養生ツボにお灸をしてはいかがでしょうか。
誰でも手軽にできるツボとして、足三里穴と合谷穴をおすすめします。お灸がない方は、ペットボトル(ホット用)や取っ手の付いたコップ(にお水を入れレンジで温める)にお湯を入れて、ガーゼやタオルや直になどツボにあててください。10秒から30秒程度を繰り返します。火傷には十分注意してやってください。そのほかお灸の代わりとして、ドライヤーでもいいですよ。細かい温度や回数などは気にせずに、軽く試すくらいのつもりでやってください。
おなかがグルグルと動き出したり、からだの中から温かくなってきたり、ツボ刺激をあたえるといろいろな変化があらわれます。楽しみながらやっていただけたらと思います。
足三里(あしさんり)と合谷(ごうこく)の場所は、写真で確認して下さい。手足とも左の画像ですが、お灸をするのは、左右両方でも片方だけで構いません。目安は、写真の場所あたりを押して反応のある所にお灸をしてください。
Photo 足三里と合谷のツボ