院長の季節だより18 「春を告げる鳥と花…鶯(ウグイス)と梅!!」
2019年2月9日20日のNHK「ガッテン」で、『慢性痛・痺れなどの鍼治療』
2019年2月17日2019年2月14日(木)です。旧暦の日付でいうと1月10日(仏滅)で、二十四節気は、立春です。
14日から七十二候(しちじゅうにこう)は末候にかわり、三候で「魚上氷 (うおこおりをいずる)」春の陽気が少しずつ増していき、川や湖の氷が融けはじめ割れた氷すき間から銀色に輝く魚が飛び跳ねる情景を詠んでいます。確かに私が住む九州では川や湖に氷がはる景色は馴染みがありませんが、共通していることは冬の間水の中でひっそりとしていた魚が春の気配を感じ、水中から飛び出るくらい活動を始める季節になったという事でしょうか。
七十二候は、魚や鳥や花草木といった物言わぬ自然の一部を季節ごとに切取り、季節の変化と一年の巡りを日付ではなく、言葉によって教えてくれる「こよみ」です。
日にちや時間に追われる現代社会には、(旧暦のもつ力)季節を感じることで、生きていることをみなさまの「からだとこころ」で感じていただけたら幸いです。
季節は巡り当院のしだれ梅も、 昨日まで固く閉ざしていた花びらが、本日初めて咲いてくれました。
Photo 当院のしだれ梅 開花