NHKの「ガッテン」で、『首こりへの鍼を特集』
2019年2月8日院長の季節だより19 「季節を感じること…生きている実感」
2019年2月14日2019年2月9日(土曜日)です。旧暦の日付でいうと1月5日(大安)で、二十四節気は、立春です。
9日から七十二候(しちじゅうにこう)は次候にかわり、二候で「黄鶯(こうおう)睍睆(けんかん)す」
鶯(うぐいす)が鳴き始める頃の意で、写真は野生の日本の鶯で、黄鶯とは高麗鶯のことで日本にはいない別種です。この機会にネット検索して、高麗鶯(こうらいうぐいす)の黄色で美しい姿をご覧ください。
黄色は、東洋思想の五行(ごぎょう)における考えで、皇帝の色とされています。余談になりますが、東洋思想は東洋医学に通じ、鍼灸治療でも陰陽五行を用いる伝統医学があります。
話は「鶯」に戻しますが、その年いちばんに聞く鶯の声を初音(はつね)といい、「春告鳥」とよばれています。他にも「春告花(草)に梅」があり、昔から「梅と鶯」は春を告げる自然界の代表でした。
現在では、4月の入学進学・就職シーズンを「春」ととらえるような風潮にあって「桜(サクラ)」のイメージに変わりつつあるようです。
Photo野生の日本鴬 PhotoACより