院長の季節だより244 「日本象徴の花と言えば…桜花!」
2022年3月27日窓辺だより
2022年4月1日2022年3月31日(木)から、二十四節気は春分(しゅんぶん)の末侯にかわり、七十二候は第十二候「 雷乃発声 (かみなりすなわち こえをはっす)」、南風が暖気と湿気を運んできて、この頃から雷が鳴りはじめます。
この時期の雷は「春雷」と呼ばれ、雷鳴も遠く離れたところでなるような控えめな雷で、数も少なく夏の雷とはまったく違います。
漢字一文字で「雷」と書きますが、その読み方は「かみなり・いかづ(ず)ち」と大和言葉で呼ぶことが多いと思います。
語源辞典によると「かみなり」は「神鳴り」と書き、古くから神が鳴らしていると信じられていたようです。また、「いかづ(ず)ち」とは荒々しい意味の「厳づ(いかづ)」と霊の意味の「ち」で「荒々しい霊」と訳されるようです。