院長の季節だより161 「極寒の地上とは裏腹に…地下では春の準備が!」
2021年1月11日院長の季節だより163 「最も寒い時節に芽を出す、蕗の薹(ふきのとう)!」
2021年1月20日2021年1月15日(金)から、二十四節気は小寒(しょうかん)の末侯にかわり、七十二候は第六十九候「雉始雊 (きじ はじめてなく)」です。雄の雉(キジ)が鳴き始める時節となります。
雉は、そのむかし江戸時代には身近な鳥で、冬の最も寒いこの時期に「ケーンケーン」と鳴き始めたようです。
おそらく、当時の人たちはこの鳴き声を聞いて、春の訪れを待ちわびたのかもしれません。
「季節は廻る」あたりまえのことですが、寒さを凌ぐ住宅や暖房器具が無かった時代のひとたちにとって「春の訪れ」の兆しは、生きる勇気と希望になったのかも知れません。