窓辺だより
2022年3月1日院長の季節だより242 「春本番、菜畑に蝶が舞う!」
2022年3月16日2022年3月5日(土)から、二十四節気は啓蟄の初侯にかわり、七十二候は第七候「 蟄虫啓戸 (すごもりのむし とをひらく)」で、春の陽気に誘われ巣に籠っていた虫たちが、扉を開けて外へ出てくる時節となります。
二十四節気も七十二候も(啓蟄)と(蟄虫啓戸)どちらも同じ内容で「巣籠していた生き物達が、春の陽気に刺激を受けて 活動をはじめる」という意です。
「啓」は開くことで、「蟄」とは冬眠している虫のことです。
余談ですが、日本以外の漢字圏では「啓蟄」ではなく「驚蟄(けいちつ)」と漢字を使います。中国でも元々「啓蟄」でしたが、漢王朝6代皇帝(景帝)の名前と通じる為「驚」の字に置き換えられました。その後唐王朝に入り「啓」に戻されましたが、定着せずに日本以外は「驚蟄」を使っています。