窓辺だより
2021年12月1日院長の季節だより227 「本格的な冬のはじまりです:(たいせつ)大雪!」
2021年12月7日2021年12月2日(木)から、二十四節気は小雪(しょうせつ)の末侯にかわり、七十二候は第六十候「橘始黄(たちばな はじめてきばむ)」です。橘(たちばな)の実が黄に色付きはじめる時節となります。
柑橘類、今では多くの種類がありますが、日本に古くから自生していた「ヤマトタチバナ(大和橘)」と呼ばれている橘の実が、今候の主役です。
橘は常緑樹で「永遠性」の象徴とされ、これとは対照的に桜はその花の優美さと儚さから「一瞬の美」の象徴と古来より言われてきました。
京都御所の紫宸殿前庭には「近の橘と左近の桜」が対で植えられています。