院長の季節だより206 「23日より猛暑もゆるみはじめる:処暑(しょしょ)!」
2021年8月23日窓辺だより
2021年8月30日2021年8月28日(土)から、二十四節気は処暑(しょしょ)の次侯にかわり、七十二候は第四十一候「天地始粛 (てんちはじめて さむし)」です。天地の暑さが収まりはじめる頃となります。
「粛」とかいて「さむし」と読でいますが、静まる様や畏(かしこ)まるや弱まるなどの意味があります。
皆様は「自粛」の言葉で、よくご存知かもしれませんね。
例年ならこの時期から、早朝に涼風がもたらされ、夜には秋虫の合唱がはじまります。
ことしは8月入って晴天の日はほとんどなく、梅雨のような天気がつづいていました。8月が終わろうとしている今になって、肌を刺すような8月の日差しが戻ってきました。
急激な温度の上昇や強烈な日差しによって、普段健康な方も自律神経の乱れを起こしやすくなります。特に胃腸(消化器系)の動きが悪くなり、食欲が減少し長期間続くと体力も奪われます。
肉や魚や大豆食品などタンパク質をしっかりとってください。一例ですが、お味噌汁に沢山の具を入れて栄養補給するもの良いかと思います。私はお味噌汁のだしを濃い目(昆布・いりこ・干し椎茸を粉)にして、冷汁として頂いています。