院長の季節だより129 「立秋ですが、暑さのピークはこれから…熱中症にはご注意を!」
2020年8月8日ことしは、お盆は通常どおり 開院しています。
2020年8月13日2020年8月12日(水)から、二十四節気は立秋(りっしゅう)の次侯にかわり、七十二候は第三十八候「寒蝉鳴 (ひぐらし なく)」で、寒蝉(ひぐらし・つくつくほうし)が鳴く時節となりました。
蝉といっても、春から鳴き始める「はるせみ」から初夏に「にいにいぜみ」仲夏に「くまぜみ・みんみんぜみ」それから「あぶらぜみ」、晩夏に「つくつくほうし」、そして初秋に「ひぐらし(寒蝉・蜩)」など多種多様。
そのため蝉の鳴き声で、季節の移り変わりを知ることができます。
ただし、「つくつくほうし」ついては「ひぐらし」と同じ秋の季語です。寒蝉(かんぜみ)を「ひぐらし」だけではなく、「つくつくほうし」もいれることもあるようです。
むしろ私は、耳にすることが多い「つくつくほうし」の方が、秋を告る蝉としてなじみ深いです。
ことしは、私の住む佐世保では7月末から「クマゼミ」「アブラゼミ」「ツクツクホウシ」が混在して鳴いていました。梅雨が長かったためなのか?7月の日照不足?太平洋高気圧が弱い?7月に台風が1つも発生していない?などなどありましたが、どれも要因のひとつであって、本当の理由は分かりません。
ものごとはどれも、自然の法則に従った連鎖反応起こっていると考えられ、「ドミノ倒し」に例えることができます。一つ一つの要因は「一個のドミノ」のようなものかもしれません。