院長の季節だより115 「二十三候の<紅花(べにばな)>は、別の花??」
2020年5月28日院長の季節だより117 「芒種(ぼうしゅ)…蛙の大合唱の季節!」
2020年6月5日写真は、初夏の風物詩 麦秋(ばくしゅう)。
2020年5月31日(日)から、二十四節気は小満(しょうまん)の末侯にかわり、七十二候は二十四候の「麦秋至(むぎのとき いたる=ばくしゅう いたる)」となります。麦は初夏に収穫を向えます。麦秋(麦秋)は夏の季語でもあり、この時期に麦畑は黄金色づき収穫がはじまります。
七十二候は2500年以上前に中国生まれ、日本に伝えられたのは6世紀頃といわれています。
1年(365日)を72で割ると5.069…となり、約5日ごとの季節の細かな変化を動植物や気象現象で表しています。 稲作(農業)の開始と関係が深く、生産の安定と増産のためにも 季節の変化を把握することがとても重要なり、そこで生まれたのが七十二候です。
ただし日本の風土あわせた七十二候ができたのが江戸時代(1685年)になってからでした。
ちなみに、二十四候の中国版は「小暑至(しょうしょ いたる」です。意味は「ようやく暑さが加わる頃です」
Photo 初夏 麦秋 PhotoACより
Photo 初夏 麦秋の景色 フォトライブラリーより