院長の季節だより113 「七十二候の竹笋(たけのこ)は、真竹のこと!」
2020年5月15日院長の季節だより115 「二十三候の<紅花(べにばな)>は、別の花??」
2020年5月28日2020年5月20日(水)から、二十四節気は小満(しょうまん)の初侯にかわり、七十二候は二十二候の「蚕起食桑(かいこ おきてくわをはむ)」卵から孵った蚕が桑の葉を食べ始める時節となります。
小満とは季節の節目の起点の1つで、人間に例えると思春期の第二次成長期といったところでしょうか。
「こども以上おとな未満」の時期ですね。体内には生命エネルギーに満ち溢れ体外に飛び出して、身長が急に伸び体格も大人化します。
余談ですが、小満はありますが「大満」はありません。人の例えから考えると陽気が最大になる「夏至(げし)」がそれにあたると思います。
東洋哲学には「陰陽消長」という考え方がありまして、どんな物にも「裏と表」と「内と外」があるように「陰と陽」はお互いがすべてが「陰または陽」になってしまうという見方はしません。