院長の季節だより106 「冬の渡り鳥は北へ帰っていきます!」
2020年4月10日院長の季節だより108 「百穀春雨…種を芽吹かす!」
2020年4月19日写真は、二重虹(ダブルレインボー)と月虹(げっこう) です。
2020年4月14日(火)から、二十四節気は清明(せいめい)の末侯にかわり、七十二候は第十五候「 虹始見 (にじ はじめてあらわる)」11月下旬頃に現れにくくなった虹が、晩春のこのころから現れ始める時節となりました。
「虹」は夏の季語ですが、この時期「虹」は「初虹」といい、「淡色の虹」が特徴です。この候と対になっているのが、二十四節気の小雪・初候・五十八候の「虹蔵不見(にじかくいれてみえず)」です。
「虹」は、英語で「Rainbow(レインボー)」スペルをみるとrain+bowなので「雨の弓」。
では漢字では、「虫」に「工」と書きます。「虫」はヘビの形からつくられた象形文字で、「工」は「つらぬく」意で、「天空を貫く、大蛇」という説があります。
古代中国では、龍とみなして、雄を「虹」雌を「霓・蜺(げい)」とし、雌雄あわせて「虹霓・虹蜺(こうげい)」とも呼ぶそうです。
蛇足ですが、フランス語では虹を「arc-en-ciel(アルカンシエル)」と呼び「空に掛かるアーチ」の意です。(昨年の院長だよりから)
Photo 虹 PhotoACより