院長の季節だより98 「5日より啓蟄!日本以外では『驚蟄(けいちつ)』と書きます。」
2020年3月6日院長の季節だより100 「蝶(チョウ)について…あれこれ!」
2020年3月15日写真は、桃の花 笑う(咲く) です。
2020年3月10日(火)から、二十四節気は啓蟄(けいちつ)の次侯にかわり、七十二候は第八候「 桃始笑 (もも はじめてわらう)」桃の花が咲き(笑う)始める時節となりました。
梅花は春寒気に、桜花は春暖気に、桃花は春の寒気と暖気の交じり合うこの時期に咲き始めます。
「笑」の略字は「关」で、口偏を付けると「咲」となります。漢字の成り立ちをみると「笑には、咲くの意」もあり、単なる当て字ではないようです。
そういえば、女優の「武井咲」さんのなまえも「さき」ではなく「えみ」と読みますね。
また、春の季語に「山笑う」があります。余談ですが、秋は「山粧ふ」冬は「山眠る」という季語があります。ただ、夏は「滴り」で季語となるため「山滴る」とは使わないようです。
Photo 桃の花 フォトライブラリーより