院長の季節だより97 「萌(めばえ)について!」
2020年3月2日院長の季節だより99 「咲く≒笑う!」
2020年3月10日2020年3月5日(木)から、二十四節気は啓蟄(けいちつ)の初侯にかわり、七十二候は第七候「 蟄虫啓戸 (すごもりのむし とをひらく)」冬の間 巣に籠っていた虫たちが、扉を開けて外へ出てくる時節となります。
今回の二十四節気(啓蟄)も七十二候(蟄虫啓戸)も どちらも同じ内容で「巣籠していた生き物達が、春の陽気に刺激を受けて 活動をはじめる」という意です。
余談ですが、日本以外の漢字圏では「啓蟄」ではなく「驚蟄(けいちつ)」と漢字を使います。中国でも元々「啓蟄」でしたが、漢王朝6代皇帝(景帝)の名前と通じる為「驚」の字に置き換えられました。その後唐王朝に入り「啓」に戻されましたが、定着せずに日本以外は「驚蟄」を使っています。
さらに二十四節気の順番も「啓蟄 ⇒ 雨水」「穀雨 ⇒ 清明」から、景帝時代に入れ替えられたまま現在に至っています。