院長の季節だより88 「けんもほろろ…雉の鳴き声と羽音!」
2020年1月17日院長の季節だより90 「1/25日は、最低気温記録の最も多い日!」
2020年1月26日写真は、フキタンポポ(款冬花) です。北欧の春を告げる花のひとつだそうです。
2020年1月20日(月)から、二十四節気は大寒(だいかん)の初侯にかわり、七十二候は第七十候「款冬華(ふきのはなさく)」です。雪の下から蕗の薹(ふきのとう)が顔を出す時節ですという意です。
いよいよ大寒(だいかん)一年の中で一番寒い時節となりました。その反面で土の中では、春の準備が着々と進んでいます。
「款冬花(かんとうか)=(原植物はフキタンポポ)」とは、款は至(いたる)ことで「冬の至れる頃に花が咲く花」という意らしいです。款冬花の原植物はフキタンポポです。ヨーロッパから中国にかけてのユーラシア大陸,アフリカ北部などに普通にみられる植物で、日本には本来自生種がないため、款冬をフキと呼ぶようになりこの時期に地面から芽を出す蕗の薹を指すようになったそうです。
漢方では、フキタンポポの花蕾を「款冬花」と呼び、古来から鎮咳去痰薬として用いられています。
Photo フキタンポポ PhotoACより