院長の季節だより58 「立秋も最後の候となり、暑さも峠を越えたのを感じます!」
2019年8月20日院長の季節だより60 「いつまで続く秋の長雨:食中毒ご注意ください!」
2019年8月29日写真は、木綿の実が弾けて白いわたが顔を出したところです。
2019年8月23日(金)から、二十四節気は処暑(しょしょ)の初侯にかわり、七十二候は第四十候「綿柎開 (わたのはなしべひらく)」です。・・・「柎」とは、花の萼(がく)のことで、ここでは白い木綿を包んでいる殻のこと。
「処暑」の『処』には止まるという意があり、暑さが止まりおさまってくる頃で、朝夕は少し涼しさを感じられる頃となります。この頃から台風発生が増え始めます。
初候の「綿柎(わたのはなしべ)開く」とは、初秋ころ朝夕の涼やかな空気に刺激されて、木綿の実を包む萼(がく)が弾け、白い綿(わた)が飛び出す様子を表しています。
お昼の暑さと日没後の涼しさという気温の変化により、秋の序章を肌でかんじる時節となりました。
Photo 木綿 PhotoACより