院長の季節だより53 「7月23日より大暑(たいしょ)です!」
2019年7月25日院長の季節だより55 「夏の太陽で焼けついた大地に、夕立!涼を呼ぶ雨ですが・・・」
2019年8月3日写真は、真夏の代表的な花、向日葵(ひまわり)です。
「熱れ(いきれ)」とは、「蒸されるような熱気」「熱気のためにむっとする」などの意味です。また「熅れ」とも漢字で書き、「温」字の辺(へん)を「火」辺にしたもので、文字からも意味が感じとれます。
大和言葉には、人熱れ・土熱れ・草熱れなどがあります。
2019年7月28日(日)から、二十四節気は大暑(たいしょ)の次侯にかわり、七十二候は第三十五候「土潤溽暑 (つちうるおうて むしあつし)」です。大暑(たいしょ)のこの時期、大気中の熱気湿気に加え、地表地下(つち)の熱気と湿気がピークとなり、蒸し暑さで呼吸もしづらい時節となりました。
日本の夏は、暑さにプラスして湿気が多いため、熱がからだに纏(まと)わりつき体温が下がりにくく、世界各地と比べても過ごしにくい時期です。
全国的に熱中症で重症化する時節ですので、お気を付けください。
Photo 過酷な日本の真夏に、元気に咲き誇る向日葵。