院長の季節だより42 「古来日本では、紅(くちべに)は「紅花(べにばな)」の色素!」
2019年5月28日院長の季節だより44 「幸せの青い鳥?! オオルリ・・彩りも囀りも美しい鳥」
2019年6月7日写真は、黄金色に実った麦です。西日本ではよく見ることのできた初夏の風景でしたが、今ではあまりみることができません。
2019年6月1日(土)から、二十四節気は小満(しょうまん)の末侯にかわり、七十二候は二十四候の「麦秋(ばくしゅう)至る」となります。麦は秋に種を蒔き初夏に収穫します。むかしは全国的にも多くの場所で作られていた為にこの時期になると麦畑は黄金色に色づき、あたかも実りの秋を彷彿とさせる景色が日本全土に広がっていたのではないでしょうか。初夏を彩る古き日本の風景として。
また、秋は季節を示すだけでなく、収穫や実りの意味を含みますので、むかしのひとたちは「麦秋」という言葉で表現したのかもしれません。
Photo 初夏 麦秋のけしき フォトライブラリーより