院長の季節だより31 「雁…賢く・家族・仲間を大切にする四徳の鳥!!」
2019年4月11日院長の季節だより33 「春土用は、体調・心調も汗しだい!」
2019年4月19日2019年4月15日(月)から、七十二候は清明(せいめい)の末候にかわり十五候の「虹始見 (にじはじめてあらわる)」かわります。晩春になってくると大気中に湿気が増し、雨上がりに虹が現れる始める時節となりました。「虹」は夏の季語ですが、この時期「虹」は「初虹」といい、「淡色の虹」が特徴です。この候と対になっているのが、二十四節気の小雪・初候・五十八候の「虹蔵不見(にじかくいれてみえず)」です。
「虹」は、英語で「Rainbow(レインボー)」スペルをみるとrain+bowなので「雨の弓」。では漢字では、「虫」に「工」と書きます。「虫」はヘビの形からつくられた象形文字で、「工」は「つらぬく」意で、「天空を貫く、大蛇」という説があります。古代中国では、龍とみなして、雄を「虹」雌を「霓・蜺(げい)」とし「虹霓・虹蜺(こうげい)」とも呼ぶそうです。
蛇足ですが、フランス語では虹を「arc-en-ciel(アルカンシエル)」と呼び「空に掛かるアーチ」の意です。
Photo 虹始見 フォトライブラリーより