院長の季節だより13 「冬から春の変わる季節には苦味の山菜・・・ふきのとう」
2019年1月20日院長の季節だより15 「今では希少な有精卵・・旬は春から初夏」
2019年1月30日本日(新暦)は、2019年1月25日(金曜日)です。旧暦の日付でいうと12月20日(先勝)です。
二十四節気は、大寒(だいかん)で、25日より七十二候(しちじゅうにこう)は次候にかわり、七十一候で水沢腹堅「水沢(みずさわ)氷つめる」厳しい寒さで沢の水さえも凍る頃となりました。太陽の周期は冬至を境に日が長くなりますが、地上の寒さは1ヶ月ほど遅れてこの時期がピークを迎えます。
ちなみに、日本の観測記録で最低気温は−41℃で、117年前の1902(明治35)年1月25日に旭川市で観測されました。反対に、最高気温は、昨年(2018)平成30年7月23日に埼玉県熊谷市で観測された41.1℃です。なんとその差80℃、日本を温度だけで見るとすごく厳しい環境がみえてきますね。
そのために世界中どこを探しても日本のように、「春夏秋冬そして土用」と四季にとんだ国はありません。
「二十四節気・七十二候」を通じて、少しでも季節に触れて、一つ一つの季節を「こころとからだ」で感じていただいたら幸いです。
昨日お昼は、青空で風もなくお日様がぽかぽかと地表をあたためてくれていましたので、庭に出てすこし雑草取りをしました。落ち葉の下の土はホクホクで地上と違い春の準備は整っているようで静かに春を待っているかのようでした。