院長の季節だより12 「17日より冬の土用入りです」
2019年1月17日院長の季節だより14 「117年前の1月25日に旭川で・・・観測史上最低気温−41℃」
2019年1月25日本日(新暦)は、2019年1月20日(日)です。旧暦の日付でいうと12月15日(友引)です。
二十四節気は大寒(だいかん)、寒さが最も厳しい時期ではありますが、ほんの少し日が長くなり太陽の力も地下の力も陽に転じ、もうそこまで春は来ています。
20日より七十二候(しちじゅうにこう)は初候にかわり、七十候「款冬華(ふきのはなさく)」土の中から蕗の薹(ふきのとう)が顔を出す時節です。「ふき」は「蕗・苳・款冬・菜蕗」と漢字で書き、ふきのとうは春一番の山菜です。
冬は自然の摂理に従い、からだの中の巡りも悪く老廃物や脂肪が溜まりやすくなります。そのため昔から春の兆しが見える頃から、苦味のある山菜を食べる習慣があります。この苦みの成分はポリフェノール類で、ふきのとうや芹やタラの芽など春のからだに導いてくれます。
Photo ふきのとう フォトライブラリーより