院長の季節だより10 「水泉(すいせん)・・・からだの中の湧水(みず)を動かすツボ」
2019年1月10日院長の季節だより11 「雉(きじ)は、日本の国鳥です」
2019年1月15日鏡開きの日は、全国的に11日が多いようですが、関西は1月20日に行うことが多いようです。
鏡餅は、歳神様が宿るといわれ、宿る場所を依代(よりしろ)と呼びます。年神様が宿られている間を「松の内」といい、依り代から離れられ数日後に「鏡開き」を行います。
11日が全国的に多いのは、徳川三代将軍家光公が4月20日に亡くなったことから月命日の20日を11日に行うようになり全国にひろまったといわれています。その為、関東では「松の内」の期間も1~7日としました。
それまでは、全国的に歳神様をお迎えする期間(1~15日)を「松の内」いい15日を小正月として20日に鏡開きを行っていました。ただし江戸時代は旧暦で世の中が動いていましたので、新暦(カレンダー)の1月1日と同じになることはありません。ちなみに2019年の旧暦の1月1日は、カレンダーでいうと2月5日ですし、2018年は、2月16日でした。1月1日が毎年動きます。
そう考えると新暦(カレンダー)の日付にこだわることはあまり意味がないのかもしれません。
むしろ、「お正月・松の内・年神様・鏡開き」など言葉(ことのは)と移り行く季節を感じて頂くことが大切ではないかと思います。
当院の鏡開きは、まず本日11日に行いました。写真は、家内がつくったぜんざいです。