院長の季節だより3 からだの中から代謝UP
2018年12月7日院長の季節だより5 「九州に鮭神社」
2018年12月20日本日(新暦)は、2018年12月13日 水曜日
旧暦の日付でいうと11月7日(大安)です。二十四節気は、ひきつづき大雪(たいせつ)です。
昨日12日より七十二候(しちじゅうにこう)は、六十二候の「熊穴にこもる」で、熊が穴に入って冬ごもりする頃の意。
今の私たちの生活とは、馴染みのない候になっています。これには訳がて、二十四節気も七十二候もおおもとは古代中国でつくられ、その後江戸時代になって日本風土にあうように改訂され、現在のものは明治時代のものを使っています。つまり、今の気候風土をもとにつくられていないためです。
良いか悪いかという意見はさておきまして、古き日本の気候風土を味わってみるのも面白いと思います。
昔は、食肉や毛皮として、また熊胆のうは飛鳥時代から健胃効果や利胆作用など消化器系全般の薬として用いられてきました。そう考えると明治からの150年の間に急激に変わってしまったのは、環境や生活そして私達自身なのだと実感します。
話は変わりますが、この時期の旬の食材は、牡蠣(カキ)です。海のミルクと言われるようにタンパク質やミネラルなど総合バランスの優れた食材です。